標高3000m越え富士山山小屋に600日間暮した男が観た圧倒的風景
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海抜1万フィートにある富士山山小屋に4年間、1年のうち5か月を過ごした男、山内悠が観た景色。富士山は日本国内で最も神聖な山の一つと考えられ、日本の歴史、文化に多大な影響を与えてきた。日々、その崇高な朝日の素晴らしさで過ごす中、山内は自然と独学で学んだ写真で景色の魅力を切り撮っていくようになった。写真集「夜明け」はその集大成であり、観るものを別世界に誘う。
同じ場所から撮られた写真は日々変わりゆくこの地球の大気を写し取っている。空中を覆う豊かで震えるような色彩、雲を切り裂く太陽の光、非日常の景観を映し出し、観るものにこの世界は無限の宇宙の小さい一部分なのだと感じさせる。
http://www.yuyamauchi.com/profile-1/
山内悠 :
1977年、兵庫県生まれ。独学で写真を始める。スタジオアシスタントを経て、2004年より本格的に作品制作を続ける。2010年、写真集「夜明け」(赤々舎)を発行
-受賞歴-
Color Imaging Contest2006 特選
第31回写真新世紀 佳作
International Photography Award 2009 FineArt部門 入選
-作品収蔵-
清里フォトアートミュージアム(2011年ヤングポートフォリオ)
via:www.mymodernmet.com | All Photos © Yu Yamauchi