アメリカには子供が見ているような悪夢を写真で具現化を試みるジャンルみたいなものがあるんでしょうか。
少し前の記事になりますが、トラウマになるレベル！！子供の悪夢を可視化した創作ホラー写真を紹介しましたが、今回紹介するのは1960～70年代にArthur Tress氏によってアナログのみで作成されたホラーフォトグラフ作品になります。

先はデジタル技術を駆使しインパクトはありながらも、どこかコミカルで写真というよりはイラスト的なのですが、今回のアナログ作品は創作を超えてまるで本当にそれらが実在したかような気味悪い生々しささえ感じる超現実(Surreal)写真となっています。

これら1枚1枚の写真のコンセプトはArthur Tress氏が実際に学校、通り、公園などで子供に聞いて回るという形で集められました。そういった事実に基づいているという点もリアルに感じる要因なのでしょう。

ホラー映画のワンシーンというよりは、筆者が子供時代に書店で見かけた心霊写真を集めたようなホラー雑誌的な感じがします。あのような雑誌は最近は見かけませんが、今もひっそりと発刊されていたりするんですかね？

All Photos © Arthur Tress